鑑賞記録をこちらに移動していこうと思います。 掲示板からは、いずれ削除予定

2010年06月13日

(映画)孤高のメス

本当は別の映画を見に来たはずだったのが、時間が合わず来週見る予定だったこちらを見ることにしました。“医療ものに外れはない”といわれていますが、この作品も例外ではなく、すばらしい映画でした。
舞台はとある地方の市民病院である、さざなみ市民病院。
そこにアメリカ・ピッツバーグで肝移植手術をも手がけたことのある外科医当麻鉄彦(堤真一)が赴任してくる。
赴任そうそうオペ室ナースの中村浪子(夏川結衣)に注意したり、難しいオペをこなしたりと何かと反感を買うが、彼の腕の確かさに次第にその反感は薄れ、逆に信頼されるようになる。
そんなとき市民病院発展のために力を注いだ大川市長(柄本明)が議会演説中に倒れ、助かる道は肝移植しかない。
当時の日本(この作品はまだ臓器移植法が制定される前の、1989年の設定)ではまだ脳死は人の死とは認められていなかったので、当麻は生体部分肝移植ができないか模索するのだが、ドナーとレシピエントの肝臓のサイズが合わず断念。
そんなとき、浪子の隣に住む武井誠が交通事故で運ばれてくるが、脳死と判定されてしまう。
母親の静(余貴美子)は息子の医師を受け継ぎ、臓器を誰かの役に立ててほしいと当麻に懇願する。
当麻は誠の肝臓を大川に移植することにする

この映画は実話を元にして作ってあるらしい。
調べてみると、日本で最初の脳死肝移植は信州大学で行われたらしい。
ただこの映画ではドナーとレシピエントがたまたま同じ病院に入院していた患者だったが、実際はドナーは高知の人で、臓器はチャーター便で空輸されたらしい。確か臓器移植法が制定されてしばらくは脳死判定がされるとテレビでも臨時ニュースが流れたが今ではそんなことを見かけることはまずなくなった。
なので今は結構盛んに行われているのかと思いきや、平成21年に脳死判定による臓器提供は7件らしい。
何とも少ない気がするのは私だけだろうか。
もっとも今年から改正臓器移植法が施行されるので、少しは増えるんでしょうけど。
ちょっと横道にそれたので映画の話に戻すと、この映画の主人公は紛れもなく堤真一さん演じる当麻鉄彦。
でも影の主役はオペ室ナース中村浪子を演じた夏川結衣さんではなかろうか。
ナレーションを担当していたせいもあるが、それ以上にすばらしい演技でした。
私が彼女を初めて知ったのは、15年くらい前に放送されたTBSドラマ「青い鳥」なんですが、それ以来彼女の出演するドラマ、映画には外れがないような気がします。
いつか彼女主演の映画を見てみたい気がします。

posted by 白線ながし at 20:21| 埼玉 🌁| Comment(0) | TrackBack(1) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年06月05日

〔映画〕武士道シックスティーン

成海璃子さん主演のこの映画、元々見る予定ではいたものの、あるお知り合いから私の好きな映画「シムソンズ」を思い出させると言うことで、期待して観に行きました。
成海さんは、磯山道場の主憲介の娘香織を演じる。
いわずとしれた剣道のエリートである。
そのエリートが中学校最後の大会で東松学園の“甲本”に負けてしまう。
実力で負けていたわけではなく、単にリズムが狂わされただけ。
半年後、その“甲本”を追って彼女は東松学園に入学したが、そこに“甲本”なる人物はいない。
両親の離婚のため、甲本と名乗っていた人物は、今は“西荻早苗”になっていた。
それを北乃きいが演じる。
逃げるばかりの早苗に何とか本来の力を引き出そうと香織は半ば無理矢理磯山道場に連れ込み、マンツーマンで稽古をつけるが、早苗はただ純粋に剣道を楽しんでいるだけで、勝ち負けにはこだわっていない。
そんな正反対の性格を持つ二人が高校に入学して初めてのインターハイを迎えるが、ふとしたことから二人は口論になり、香織は手首をねんざしてしまう。
香織の代わりに試合に出た早苗は、何も考えずに打った面が決まり、東松学園は見事インターハイ出場を勝ち取るのだが、これを境に二人の心に変化が生じてきた。
戦う理由を見失ってしまった香織と、今までは純粋に剣道を楽しんできたのに今度は勝たねばならない早苗。
そんな状況を打破しようと早苗は香りに勝負を申し込む。
という流れなのだが、この最後の展開がいささか強引ではないだろうか。
この映画の見所は香織と早苗の心の変化だと思っています。
となれば、この最後の二人の悩みをどう解決するのかがいわば脚本家の腕の見せ所ではなかったかと思うんですが、どうなんでしょう?
私は原作を読んでいませんが、おそらく原作に忠実に映像化したんじゃないでしょうか?
posted by 白線ながし at 20:11| 埼玉 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年05月23日

(映画)書道ガールズ〜わたしたちの甲子園

たぶんこの映画は「武士道シックスティーン」とほぼ同時期に知った映画で、剣道を書道に置き換えたといったような作品。偶然にも私は剣道も書道も経験があるので、この2作品は非常に楽しみでした。
もっとも、剣道は無理矢理でしたが、書道は自分から興味を持ったし、お正月の書き初めは2〜300枚くらい書きました。
一応、5段も持っています。
映画の舞台は愛媛県四国中央市。
地元じゃない方は“いったいどこ?“といった感じでしょう。
“四国の中央”というと大歩危小歩危のあるあたりの山ん中といったイメージがあるのですが、愛媛県の川之江、伊予三島、新宮、土居といった市町村が合併したため、四国の多の3件と接することになった。それで“四国中央”と名乗ったようです。
徳島県と愛媛県が接しているなんて初めて知りました。
ちょっと脇にそれましたが、この四国中央市は紙の生産高日本1を誇る町。
しかし、この不況のあおりを受け、商店街には“閉店”の張り紙が目立つ。
そんな中、四国中高校書道部の一員である好永清美(高畑充希)の父親が経営する文房具店も例外ではなく、香奈(桜庭ななみ)は部長の里子(成海璃子)を誘って書道パフォーマンスをして商店街を盛り上げようと企てるが、失敗に終わってしまう。
やがて清美が引っ越し、落ち込んでいる里子だが、町おこしのために“書道パフォーマンス甲子園”を思いつく。
やがて、その思いが教える気がないといっていた臨時の書道部顧問池沢(金子ノブアキ)の心を動かし、里子の親友で、数々の賞をともに取ってきたが、母親の看病のため高校をもやめようとしていた未央(山下リオ)の心も動かし、4人で“書道パフォーマンス甲子園”に臨む。
高校生ものに弱い私はもろにはまってしまいましたが、1カ所残念だったところがあります。
それは本番で最後に里子が書くのですが、最後の1字を書くときに足を滑らせ、またしても墨を半紙の上のこぼしてしまうんですが、そのとき観客としてきていた清美が歌い出したのをきっかけに会場全体で合唱。
これはいらなかったと思います。
そもそも足を滑らせないですんなり成功させてもよかったんじゃないかと思われるところでした。
これがなければ最高の作品でした。
とはいっても間違いなく今年一番の映画になると思います。下手すると生涯でみても3番目くらいになりそうです。
書道ガールズ4人目のメンバー山本小春を演じた小島藤子さん。
どこかで見たことあると思ったら、「おっぱいバレー」で女子バレー部員を演じてた人でした。
それから本番では4校の書道部がパフォーマンスを見せたのですが、その中の1校(おそらく宮ア県立日向商業高校)が隣町の松山女子高校書道部が演じてたようです。
ちなみに、四国中央高校は三島高校のようで、三島高校書道部はほかの学校として出演しています。
あと1校はこれも埼玉県の川口高校だそうです。
松山女子高校書道部は結構有名で実際の書道パフォーマンス甲子園でも優勝したことがあり、今年1〜3月にNHKで放送された「とめはねっ!鈴里高校書道部」 のモデルにもなった学校で、実際に出演もしている。
地元のイベントにもちょくちょくかり出されているようなので、今度ゆっくり見てみたいと思います。
posted by 白線ながし at 19:27| 埼玉 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

(演劇)ドガドガ+第7回公演「贋作 伊豆の踊子2010」



確か2年くらい前、ある方から映画監督の望月六郎氏を紹介され、彼はいま映画より舞台の方に力を入れているということで、彼が立ち上げた劇団「ドガドガ+」を観たのがきっかけでまさかここまではまるとは思っていませんでした。
今回の演目は第3回公演の再演。
この頃私はまだこの劇団のことを知りませんでしたが、どうやら解散の危機の直面していたようです。
それを乗り越えての今回の公演。
たぶん私は4回目の観賞になるんですが、観るたびにこの劇団は成長していくのが分かります。
望月氏を紹介されたときに知り合ったKumicoさん、初めて観た公演の打ち上げで知り合ったプロレスラーでもある都さん、前々回の公演ですばらしいダンスを見せてくれた未央さん、そして前回初めてドガドガの舞台を踏み、今回晴れて正式にドガドガのメンバーとなり主演を務めた中田さん。
観るたびに次回が楽しみな踊り子さんが現れてきます。
そして今回はダンサーとしての参加でしたが、大塚さんが今後楽しみだなあと思いました。
内容的にも今回はおもしろかった。
川端康成の小説をモチーフにして現代風にアレンジしてるんですが、都さんが初めてプロレスで優勝したときにチャンピオンベルトが出てきたりと小ネタを挟みながら話が進んでいくので、すごく楽しかったです。
すでに次回公演も決まっており、9月27日から「不思議の国でアリんス」を上演するそうです。
できるだけ時間を取って見に行けるようにしたいと思います。
posted by 白線ながし at 17:20| 埼玉 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 演劇 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年05月22日

(映画)時かけまつり

おそらく、タイトルを見てなんにことだか分かる方は少ないと思います。埼玉県川越市にある映画館「 川越スカラ座」では、5月の間“時かけまつり"と称して、「時をかける少女」の 1983年版アニメ版2010年版を1日2本ずつ上映しています。
川越スカラ座ならではの企画だと思います。
私は時間の関係で、アニメ版は見られなかったのですが、1983年版のあとに2010年版を見ました。
フジテレビの 男おばさんも言ってましたが、1983年版と2010年版の関係がよりはっきりします。
この辺監督は意識したんでしょうか?
でもこうして続けて観ると2010年版の芳山和子が原田さんであったらなおよかったかなぁと思うのは私だけでしょうか?


(参考)http://spica09.seesaa.net/article/144175916.html
posted by 白線ながし at 22:27| 埼玉 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年05月08日

(映画)SCOPE

実はこの映画のことは全く知らず、ある方が出てるからと友人から誘われていくという感じでした。インディーズでの上映ですがよくできていたと思います。
この映画はとある日本の未来を描いた作品。
強姦罪で6年の刑を言い渡され服役し、出所したアツオ(金倉浩祐)。
彼を待ち受けていたものは“SCOPE法”という性犯罪者を取り締まる法律。
右手の甲にはシリアルナンバーが埋め込まれ、GPSによって24時間居場所が明らかにされ、法務省のweb siteで常に把握できる。
また出所時にある薬品を投与され、2度と女を抱くどころか触れることさえできない。
触れると激しい嘔吐に見舞われるというもの。
実はこの法律を作ったのはアツオが犯した女性の父親星野(河崎卓也)だった。
アツオは家族を頼ろうとするが、新しい家族ができたといわれ、家族から見放される。
仕方なく離島に赴き、そこの町工場で運良く就職することができる。
実はそこの工場長(染井ひでき)は彼がscope法対象者ということを知っているのだが、彼にもアツオの気持ちがよく分かる事情がある。
まじめにこつこつと働くアツオに、同じ工場で働く聾唖者の凪(今村祈履)は恋心を抱くようになる。
ところが彼女にはすでに善三という男(森崎元太)がいた。
アツオの心も徐々に凪に傾き始めていることを知った善三は、ひょんなことからアツオがSCOPE法対象者だということを知ってしまう。
これで凪の心はアツオから離れると思った善三は職場のみんなにそのことをばらしてしまうのだが、逆効果になってしまう。
次に善三は力尽くで凪をものにしようとするのだが、逆に大けがを負わされる。
そしてついに善三は凪を刺してしまう。
という展開。

監督は卜部敦史。
学生時代、川野浩司氏に師事し、卒業後あるテレビ局で報道の仕事をするも、映画を作りたく退社し、現在に至る。
この映画は彼にとって初の長編映画ということで 、スポンサーや配給なども決まっていなかったようですが、それがある意味よかったのではないでしょうか。
また次のシーンがどうなるか想像できないというところもなかなかよかったと思います。
テレビでは味わえない感覚ですよね。
ただ1つ気になったのは、薬投与によって女性に触れることのできないはずなのになぜアツオは最後に凪を抱くことができたのか?ここだけが未だに分かりません。
キャストはインディーズということもあってか、特に有名な方は出ていらっしゃらないようですが、善三役の森崎さんは「 イキガミ」や「 ハッピーフライト」に出てたようですね。
どこに出てたんだろう?
凪役の今村さん、聾唖者の役ということで難しい演技だったと思いますが、言葉が発せない分よく伝わってきたと思います。
確か韓国ではこの”SCOPE法“に似た法律があったと思いますが、こんな感じなのでしょうか。
posted by 白線ながし at 20:48| 埼玉 ☁| Comment(2) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年05月02日

〔映画〕ダーリンは外国人

小栗左多里原作の人気漫画「ダーリンは外国人」シリーズの映画化。私はこの漫画を知らなかったのですが、4作合計の発行部数は300万部。
これがすごいのかどうか分かりませんが、映画はヒットしているようです。
ストーリーは、井上真央演じる左多里とジョナサン・シェア演じるトニーが結婚するまでの苦難を描いたものなんですが、前半はちょっと大事な部分を端折りすぎている気がしました。
たとえば、二人の出会いとか、つきあうきっかけとか。
そこが全然描かれておらず、映画はつきあって3度目のデートから始まります。
確かに中盤でその辺にちらっと触れてはおりますが、もうちょっとその辺を詳しく描いてもよかったかな?
あとアニメーションの挿入と国際結婚したカップルへノン多ビューはいらなかったと思います。
アニメーションを挿入するというつくりは好きじゃないので、そう思うのかもしれませんが、ストーリーには関係ないし、インタビューももし入れるのなら最後にまとめて出よかったんじゃないかと思います。
映画自体も短いし、こういうのを取れば十分出会いの物語も入れる余裕はあったと思います。
それでも後半、國村さん扮する左多里の父正利が倒れ、お見舞いに訪れたトニーに交際を認めないと告げてからは非常によくできてました。
それだけに前半のできが残念でなりません。
なんか前半と後半で別な監督が撮ってるように感じました。
原作では二人に子供ができたところまで出版されておるようですので、もしかしたらこれも続編があるかもしれません。
井上さんは知らない人は少ないと思いますが、彼女の主演作は「 僕の初恋をキミに捧ぐ」とこれしか観てないのですが、私は今回の作品の方がよかったと思います。
相手役トニーを演じたジョナサン・シェアを知ってる人は少ないと思います。
パンフレットによると、原作者の小栗さんと知り合いで、モデルとなった小栗さんの旦那さんでもあるトニー・ラズロさんとも面識があるとか。
こういうのって結構演じにくそうな気もするんですが、どうなんでしょう?
ただ、日本語はほんと上手です。
映画の中でも出てきますが、”全然〜ある“とか”すごいきれい“とかという日本語を間違っていると指摘するところは気持ちよかったです〔”全然〜ある“に関しては平安時代は普通に使われていたので、元に戻っただけという説もあり〕。
あと小栗家の人々〔原作者も小栗なのでややこしいですが、こちらは映画の中の方です〕がよかったですね。
姉三佳に国仲涼子さん、母親が大竹しのぶさん。
ともにいい味出してました。
國村さんさんが倒れてからなくなるまでが早かったのが気になりますが。
posted by 白線ながし at 19:19| 埼玉 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年04月25日

〔映画〕カケラ

安藤モモ子第1回監督作品。というよりは満島さん主演だからというのが観るきっかけになったんですが、それにしても満島さんは安藤家と縁がありますね。
ちなみにお父さんは俳優の奥田英二で、お母さんの安藤和津がプロデューサーをしています。
なんかまたもや、身内で固めた感じです。
愛のむき出し」や「 クヒオ大佐」で共演した安藤サクラはモモ子の妹で、親友という間柄。もしかしたら今回のキャスティングもこのあたりが微妙に関係しているかもしれません。
ストーリーは、満島さん扮するハルには、了太〔永岡佑〕という彼氏がいるのだが、会えばセックスばかりでなんかが欠けているような気がしていた。
そんなときハルはカフェで見知らぬ女性リコ〔中村映里子〕に声をかけられ、電話番号を渡される。
彼女は病気や事故で体の一部をなくした人たちに精巧なパーツを作るメディカルアーティスト。
ハルはリコとの関係に次第に安らぎを感じ始めるようになるとともに、ますます了太との関係に疑問を持つようになる。
かといってリコのことをまだ“好き”とはいえないハル。
この二人の関係が何とも中途半端。
この映画で監督は何を言いたかったのかが分からないんですよね。
単に“映画を撮った”という自己満足だけで終わってる気がします。
ハル役に満島さんを抜擢したのは正解だったと思います。
この役は彼女以外にできる人はいないでしょう。
中村さんは「 ハッピーフライト」でCAにあこがれる女子高生を演じていたといえばわかる人もいるでしょう。
この人もなんかが足りない感じでした。
ちなみに私と同じ誕生日のようです。

posted by 白線ながし at 19:02| 埼玉 🌁| Comment(2) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年04月24日

(映画)過速スキャンダル

以前とある人から“韓国映画はヒットしたものしか入ってこないから、おもしろいのは当たり前”という話を聞いたことがある。それにしても今年はドラマを含めて、韓国がおもしろい。
この映画も実は3月に見に行く予定だったのが、なかなか見に行くことができず、半ばあきらめかけていたのだが、まだ シネマート六本木でやっているということだったので、さっそく見に行きました。
主演は「 猟奇的な彼女」「 永遠の片思い」「 僕の、世界の中心は、君だ」のチャ・テヒョン。
彼はアイドルスター出身で、いまは30代半ばの人気ラジオDJナム・ヒョンスを演じる。
あるとき彼の番組の熱烈なリスナーであるファン・ジョンナム〔パク・ボヨン〕がヒョンスの元を訪ね、彼が中3の時に初体験した相手の子供と主張する。
しかも、ジョンナムも高1の時に子供ファン・キドン〔ワン・ソッキョン〕を産んでいる。
つまり、いままで華やかな独身生活を送っていたのが、一気に孫までできてしまったのだ。
当然そうにわかに信じられるわけはなく、知り合いの獣医師ソン・ジル〔キム・ジュニョン〕にDNA鑑定を頼むのだが、結果は99%親子。
ということで血縁関係は認めるヒョンスだが、まだ自分は売れっ子芸能人と信じる彼はジョンナムとのスキャンダルがばれるわけにはいかないので、家も車も用意するから別々に暮らそうとする。
一方ジョンナムには、歌手になりたいという夢があった。
以前ヒョンスのラジオ番組にメールを出したとき、ヒョンスから“夢をあきらめるな”といわれたことから、こともあろうにヒョンスのオーディション番組に応募し、決勝まで残ってしまう。
はじめはジョンナムをさけようとしてきたヒョンスだが、彼女の歌に聴き惚れ、やがてジョンナムを応援しようとする。
その頃予選の様子を偶然ネットで見たジョンナムの初恋の相手で、キドンの父親でもある写真家志望のイム・ジギュ〔パク・サンユン〕は、ヒョンスとジョンナムが同じ部屋に入っていくのを見て、恋人同士だと勘違いし、写真を撮るのだが、その写真がひょんなことから芸能記者イム・スンデ(ポン・ピルジュン〕に渡り、二人の関係がばれてしまうというお話。

私はこの映画の主演はチャ・テヒョンと書きましたが、彼がパンフレットでも述べているように、本当の意味での主演はパク・ボヨンだと思います。
なんといっても彼女の歌がいい!
監督は当初吹き替えを考えていたのだが、そのまま使うことにしたとのこと。
ファン・キドンを演じたワン・ソッキョンは韓国の“こども店長”のような存在なんだそうです。
韓国に行くと至る所で彼のポスターを目にするとか。
設定がいささか奇抜のようにも思えますが、この映画が韓国でヒットしたということは、儒教の国でもこういうことは一般的になったということでしょうか。
この映画がヒットした背景には、役柄が実生活と妙にリンクしているというところもあるんでしょう。
監督のカン・ヒョンチョルはこれがデビュー作とのこと。
実際に歌手でもあるチャ・テヒョンは音楽の面でもいろいろ協力したそうですが、デビュー作でこれだけの作品を作り上げる韓国映画ってすごいと思いませんか?
ま、この作品は見ることができてほんとよかったと思います。
最後に、パク・ボヨンが今後どういう活躍を見せるかが気になるところです。


posted by 白線ながし at 19:57| 埼玉 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年04月17日

〔映画〕花のあと

藤沢周平の原作を北川景子主演で映画化したもの。たぶん私の記憶によると、彼女は時代劇初出演ではなかろうか。
彼女が演じる以登という女性は、父寺井甚左右衛門〔國村隼〕から剣の手ほどきを受け、芳賀道場の2番手3番手を破るほどの剣豪という設定。
いま勢いのある北川さんにこれだけの役がこなせるかなとちょっと不安でもありました。
半年間殺陣の稽古をしてから撮影に入ったそうですが、思ってたほど悪くはなかったですね。
ただ、この映画の最高の見せ場でもある市川亀治郎演じる藤井勘解由との決闘シーンは、もうちょっと見せ場があってもよかったかな?
ストーリーはこれぞ時代劇といってもいいほどいたってシンプル。
芳賀道場の2番手3番手は破ったものの、1番弟子である江口孫四郎(宮尾俊太郎)とは剣を交わしていない。
そこで以登は父陣左右衛門に孫四郎との手合わせを願い出る。
その手合わせで孫四郎に勝つことはできなかったものの、以登は生まれて始めて恋心というものを感じる。
現代の話だったらここから恋愛モードにいくんだろうけど、そっちの方に話は展開しない。
あるとき、以登は孫四郎に縁組みの話があることを知り、以登は密かに相手を探っていたのだが、ひょんなことからその相手がお稽古仲間の加世〔伊藤歩〕であることを知る。
加世の家は御作法頭をつとめる家柄で、加世自身も才女である。
つまり、下級武士の孫四郎に出世が約束されたのだ。
しかし、加世にはある噂がある。
藩の重役である藤井と通じているという。
しかも以登はあるときそれを目撃してしまう 。
実は孫四郎もそれを知っていたのだが、2年後藤井にはめられ、孫四郎は自害してしまう。
以登は婚約者である才助〔甲本雅裕〕を使って真相を確かめ、藤井と相まみえる。
といった話。
この才助を演じた甲本さんがいい味を出してましたね。
結婚相手である以登の心にはほかの男がいる。
にもかかわらず、以登に協力する。
そんな男の葛藤をうまく出してた気がします。
孫四郎を演じた宮尾さんはどうなんだろう?
いい男過ぎやしませんか?
時代劇を演じられる若い男優さんはいないということなんでしょうか。

posted by 白線ながし at 17:17| 埼玉 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年04月11日

〔映画〕ソラニン

宮崎さん主演となれば、見ないわけにはいきません。まず、映画のタイトルから。
“ソラニン”ってなんのことか知ってる人は少ないんじゃないでしょうか。
ジャガイモの芽に含まれる毒のことです。
“ジャガイモ”結構この映画のキーワードかもしれません。
大学の軽音楽部で知り合った種田〔高良健吾〕と芽依子〔宮崎あおい〕。
二人は将来に不安を抱きながらも、時には喧嘩をしながらお互いに寄り添いあい、種田は音楽への夢を追い続け、芽依子は種田をバックアップする。
ある日、しばらく芽依子の元を離れていた種田から久しぶりに電話が入り、“愛してる”という言葉を言ったとたん携帯の電源が切れてしまう。
種田は急いで久しぶりに芽依子に会うためにバイクを走らせるのだが、その途中事故に遭い死んでしまう。
残された芽依子はしばらく落ち込んでいるが、種田のギターで、種田が残した歌“ソラニン”を歌いたい。
歌うことによって、種田がこの世にいたことを証明したい。
そう思いギターと歌の猛特訓を始める。
といった感じのストーリーです。
この映画、余計なところには深く触れておりません。
たとえば種田が死ぬシーン。
直接は描かれず、あとで加藤〔近藤洋一〕の言葉で、“やっぱり死んだんだ”というのが分かる程度ですし、芽依子のギターの上達の様子もほとんど描かれていません。
でもラストのライブシーンは感動ものです。
ただ途中で回想シーンが入ったのはちょっと残念。
あそこは宮崎さんの“ソラニン”をじっくり聞かせてほしかった。
この映画、本当によかったのですが、回想シーンがちょっと多すぎて時系列がちょっと混乱するんですよね。
あと、加藤の彼女小谷アイを演じていた伊藤歩さん。
「カーテンコール」で初めて知った女優さんで、「花のあと」にも出てたようですが存在感ありますね。


ソラニン@ぴあ映画生活
posted by 白線ながし at 20:00| 埼玉 ☁| Comment(0) | TrackBack(1) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年04月04日

〔映画〕オーシャンズ

公開されたときから気になってはいたものの、こういうドキュメンタリー映画に1800円かける価値があるかどうか疑問だったので、ずっと見るのをためらっていたんですが、 川越スカラ座で公開されるというのを知って、見てきました。なぜ、川越スカラ座かというと、私はこの映画館の 会員になっているため、通 常1500円〔これでも安いのですが〕のところを1000円で見ることができ、さらに1年に3回無料で見ることができるからです。
いくらドキュメンタリーといえどもテーマはあるはずなんですが、最初のうちはそれがなかなか見えてこない。
映像がすごいのは分かるんですが、それもスピードを遅くして、“どうだ、すごいんだぞ”といわんばかりの編集。
ただ、最初の方にある南アフリカ沖でのイルカが鰯を海面に追い込み、空中からその鰯を狙って水鳥がミサイルのごとく海中に次々と突っ込んでいくシーンは圧巻でした。
そんな感じで海に暮らす生き物たちの知られざる生態を描くわけでもなく、そんなシーンが長々と続くわけですが、後半は一転して環境保護のメッセージをこれでもかというくらい流してきます。
つまりこの映画は前半で海の中の生態系は調和がとれているというのを訴え、後半で人間がそれを壊しているというのをいいたかったのでしょう。
それはそれでいいんですが、だったら宣伝の仕方も変えるべきではないかと思うんです。
テレビCMや予告編ではあたかも海の中の神秘を構想10年、撮影4年で撮ってきたようなことをいっておきながら、本当のいいたかったことは別にある。
これをいいたいのであれば捕鯨のシーンやフカヒレ漁のシーンも少し入れるべきではないだろうか?
しかもこの映画は子供は500円で見られるんですよね。
なんかこの映画、見に来る人をだましているとしか思えません。
つくづく1800円払わないでよかったと思います。

posted by 白線ながし at 19:03| 埼玉 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年03月20日

〔映画〕時をかける少女

この映画は、40歳前後の人にとっては懐かしく、ティーンエイジャーにとっては新鮮に映るかもしれません。1983年に原田知世主演で映画化され、4年前にはアニメ版が製作されました。このとき主演の紺野真琴の声を担当したのが今回主演の仲里依紗さん。
男おばさんによれば、アニメ版と実写版で主演を演じたのは彼女が初めてとのこと。
私はアニメ版は見ていないので、よく分かりませんが、今回の作品は原田さんが演じた作品の続編という位置づけのようです。
原田さんが演じた女子高生芳山和子は、今回仲さん演じる芳山あかりのお母さんという設定で安田成美さんが演じています。
原田さんがよかったなぁと思ったのは私だけでないはず。
和子が深町くん〔石丸幹二〕に伝えるため、過去に戻る薬の開発を手がけるのですが、交通事故に遭い、娘のあかりが代わりに過去に戻るのだが、1972年4月の戻らなきゃいけないのを間違って1974年2月に戻ってしまう。
そこで最初に出会った中尾明慶演じる溝呂木凉太と深町くん捜しを始めるのだが……。
まず、高校時代のお母さんに出会い、その家庭教師で凉太と親友のゴテツが別れた和子の夫だったりと、なかなかうまく作られています。
そしてリメイクではないので、新鮮な中にもどこか懐かしさが残るところも心地いい。
こういう映画が前作の影響が強くてがっかりすることが多いのですが、この作品は結構よかったように思います。

時をかける少女@ぴあ映画生活
posted by 白線ながし at 18:58| 埼玉 ☁| Comment(4) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年03月13日

〔映画〕食堂かたつむり

見ようと思ったきっかけは、主演が柴崎コウさんだったから。
と思ったら、満島さんも出てるんですね。
これは是非見なきゃ!
ということでさっそく見てきたわけですが、ちょっと微妙な作品でした。
ストーリーは、10年前、余貴美子演じる母親ルリ子との確執のため家を出た柴崎さん演じる倫子は恋人と暮らしていたが、あるとき家財道具を持って逃げられる。そのショックのため声を失い、ふるさとのおっぱい村に戻ってくる。
そこで倫子は小さな食堂を開く。
客は1日1組だけ。
決まったメニューはなく、客とのやりとりの中でイメージをふくらませていく倫子の料理を食べると願いが叶うとたちまち評判になる。
ルリ子との距離もだんだん縮まってきたある日、自分はガンで、もう長くないことを告げられる。
ルリ子の高校の先輩で初恋相手でもあるシュウ先輩〔三浦友和〕からルリ子と結婚したいと聞かされ、倫子にプロデュースしてほしいと頼む。
やがてルリ子がなくなったある夜、倫子はルリ子が残した手紙を見つける。
そこには不倫のこといわれてた倫子の名の由来が書いてあった。
おそらくこの映画の最大の見せ場だったんじゃないかと思うんですが、となるとちょっと料理の場面が中途半端な気がします。
ない方がいいとはいいませんが、もうちょっと見せてもよかったんじゃないかな?
ラストシーンにはそんなに影響しないと思うし。
作ってる最中のシーンを盛り込むとかした方が個人的にはよかったと思います。
あと所々に出てくるアニメーション。
ああいうつくりは好きじゃないんですよね。
だったらすべてをアニメにした方がいいと思う。
もっともそうなったら私は見なかったと思いますが。
柴崎さん、満島さんと注目している女優さんが出てましたが、一番輝いていたのは余さんだった気がします。










posted by 白線ながし at 19:21| 埼玉 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

(映画)霜花店(サンファジョム)

高麗時代末期を背景にした韓国時代劇。
時代は違えど、ちょうど「恋の罠」にストーリーは似ているように思えました。
高麗時代末期、チュ・ジンモ扮する殿に仕える近衛部隊・乾龍隊隊長のホンニム(チョ・インソン)は殿に絶大なる信頼を受けていた。
でも1国の王といえば期待されるのが世継ぎ問題。
高麗王も例外ではなく、元から后(ソン・ジヒョ)を迎えるも、殿は女性を愛せない。
そこで殿はホンニムに殿の代わりを務めるように命ずる。
二人は次第に惹かれ合うようになっていくが、かたや王妃、かたや殿の家来。
この恋が成就するはずはない。
ところが二人は禁断の愛と知りながら密会を重ねる。
やがて殿は二人の関係に気づき、ホンニムを地方に追いやる。
旅立ちの前日、二人は最後の挨拶を交わすだけのつもりが………。
そこに殿がやってきて………。
ある日、ホンニムは王妃のさらし首を目の当たりにし、殿に戦いを挑むことを決意する。
が、そのさらし首は偽物で、ホンニムを呼び寄せるためのもので、まんまと罠にはまってしまった。

この映画、何かと話題を集めるのが、殿とホンニムの同性愛とホンニムと王妃のラブシーン。
殿とホンニムの同性愛の方はイケメン同士なので、BL好きの場成人には魅力的かもしれませんが、私は男なのでだめでした。
が、王妃とのラブシーンの方は、はっきりいってすごかった。
日本じゃ無理だろうね。
ソン・ジヒョも「セックス・イズ・ゼロ2」でも見事な濡れ場を見せてくれましたが、日本にはいない女優さんですね。
セットもすばらしく、王宮での宴のシーンは見応えあります。
アクションシーンはあまり自分好みではなかったかな?
今年は韓国の映画やドラマが面白いです。
posted by 白線ながし at 15:58| 埼玉 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年02月06日

〔映画〕ゴールデンスランパー

なんかの映画を見るときの予告編で気になりました。
主演は堺雅人と竹内結子。
ちなみにこの映画の監督は中村義人。
そう、おわかりの方もいると思いますが、「ジェネラルルージュの凱旋」の組み合わせです。
そして、舞台は我がふるさとの仙台。
常禅寺通りとか、広瀬通、広瀬川、勾当台公園など懐かしい地名が数多く出てきたのも心地よいです。
ストーリーは仙台出身の総理大臣金田貞義(伊藤ふみお)が、凱旋パレード中に暗殺される。
堺雅人扮する青柳雅春が犯人に仕立て上げられ、ひたすら逃げるだけの物語。
その際に大学時代のサークル仲間小野一夫(劇団ひとり)、樋口春子(竹内結子)がいろいろ絡んでくる。
ストーリーが単純なだけに、いかに盛り上げるかがこの映画のポイントとなると思いますが、正直物足りなかったです。
ネットでこの映画の評価をいろいろ読んでいると“長いけど飽きなかった”という評価を多数見かけますが、この映画は、どうして堺雅人扮する青柳雅春が犯人に仕立て上げられたかというのがポイントになると思うのですが、その辺の追求が今一なんですよね。
浜田岳扮するキルオの助言により、整形により自分そっくりの人間〔滝藤賢一〕が存在することを知るのだが、どうしてそうなったかとか、ラストで青柳の死体発見されるが、実は死んだのは青柳ではなく、そっくりさんの方なのだがこれもなぜそっくりさんは死んだのか触れられていない。
もしかしたら原作には触れているのかもしれませんが、映画としてはちょっと不十分に思います。
そこがちゃんと描けていたら、最高だったんだけどね!
ところで、相武紗季ちゃんの使われ方はあれでよかったんだろうか?
2シーンだけだし、台詞すらなかったよね?


ゴールデンスランバー@ぴあ映画生活
posted by 白線ながし at 19:26| 埼玉 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年02月03日

〔映画〕サヨナライツカ

ミポリン「東京日和」以来12年ぶりの主演映画です。当方中山さんは歌も演技も大好きで、ドラマはだいたい観てますし、映画は5本観てます。
歌で好きなのは「You're My Only Shinin' Star」と「花瓶」〔知ってる人いないだろうなぁ!)そんなミポリンが久々に映画に出るということで、これは観ないわけにはいきません。ということでバルト9のシネマチネを利用して見に行きました。
当初この作品は2002年に行定勲が監督でミポリンの相手役として大沢たかおで映画化が決定しておりましたが、行定監督が折りたため、白紙になった経緯があるそうです。
それを韓国映画「4月の雪」のイ・ジェハンが、ミポリン主役のままで映画化ということになったらしいです。
ちなみに相手役の東垣内豊には西島英俊が抜擢された。
「4月の雪」も観てますが、イ・ジェハンと行定監督ってなんかタイプが似てる気がするんです。
きっと2002年に行定監督がとっても同じ雰囲気にはなったと思うんですが、豊と沓子の恋愛をあそこまでは描けなかったと思います。
フジテレビの笠井アナが“ミポリン大人になったね”といってましたが、まさにその通り。
さてこの映画、ネットを見てみるとおおむねいい評価のようですが、かなり意見が分かれると思ってました。
まず、監督さんが韓国の方ですから、韓国映画が合わない人には入り込めなかったと思います。
また、最近の映画にしては珍しく、ナレーションがなく、しかも台詞も少ないのです。
その分自分でいろいろ想像しながら映画を楽しむことができるという点はよかったかな!
ただラストが最近はやり〔?〕の主人公が死ぬというのはどうだったんでしょう?
豊は沓子のことが忘れられず、仕事と家庭を捨てて沓子の元に行くのですが、沓子が死なないでそのまま豊と幸せに暮らしたという展開にするのも反感買いそうだし。
ということでこの映画好き嫌いがはっきり分かれるんじゃないでしょうか。
posted by 白線ながし at 22:00| 埼玉 ☀| Comment(2) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年02月02日

〔映画〕おとうと

この映画のタイトルを聞いたとき、私はてっきりこのドラマの映画化だと思ったんですよね。原作も同じ幸田文だし。
ドラマでは斉藤由貴さんの演技がすごく印象に残っているのでかなり期待して見に行きました。
ところが!
ドラマは大正時代が舞台なのに対し、この映画は現代が舞台。
時代設定を置き換えただけなのかとも思いましたが、そう思えば思えないこともないけどどうも違う。
どうやら寅さんの兄と妹の関係を幸田文の原作の姉と弟に当てはめ、市川監督の作品と“あえて”同じタイトルをつけたといったところのようです。
監督は山田洋次。
映画好きの人なら彼を知らない人はいないと思います。
寅さんシリーズを始め86作品の映画を作っていますが、私が劇場でみたものはおそらくこれだけだと思います(夜行バスの中でDVD上映された「幸せの黄色いハンカチ」をのぞく〕。
と思ってwikiで調べてみたら1つ観てました。〔さて、なんでしょう?)
もっともこのときは映画に興味を持ち始めた頃で、監督なんて全然意識していませんでした。
主演は吉永小百合。
彼女の作品も実は初めて観るのですが、きれいな方ですね。
確か60歳を超えてるはずですが、とても見えません。
映画のはじめに吉永さん演じる吟子の結婚式の写真が登場しますが、誰なんだろうと思っちゃいました。
弟役は笑福亭鶴瓶。
「ディア・ドクター」で賞を取り、最近は俳優としても活躍しており、本人も向いていると言ってましたが、この映画ではほかの役者さんたちがすばらしすぎるので、個人的にはあと一歩といったところでしょうか。吉永さんが異常に若く見えるので、鶴瓶が"お姉ちゃん"と呼んでいるのに違和感がありました。
実際はどうだかわかりませんが、鶴瓶の方が年上に見えてしまいます。
作品を台無しにするほどではないし、蒼井優演じる姪の小春の結婚式をぶちこわすシーンはすばらしいと思いましたが、それ以外は?といった感じです。
つまりあれは演技ではなく、地でやっていただけというところでしょうか。
蒼井さんはすばらしかったですね。
文句のつけようがありません。
小春の再婚相手の長田亨役を演じた加瀬亮さんもなかなかでした。
ただ、再婚役だから出番が後半しかなかったのが残念。
山田作品というのもあってか、脇を固める俳優さんたちもすばらしかったです。
鶴瓶演じる丹野鉄郎の兄貴丹野庄平を演じたのが、小林稔侍。
高野親子と同じ町の住民に笹野高史と森本レオ。
吟子の母親絹代役に加藤治子。
みどりのいえ院長小宮山進役に小日向文代。
そこで働く小宮山千明役に石田ゆり子(ひょっとして夫婦?)。
小林さんはなんかぎこちなく感じましたが、彼の演技っていつもこんな感じですからそんな気になりませんでした。
石田さんは衣装が「4日間の奇蹟」の岩村真理子を彷彿させます。
ただ、プロフィールに「4日間の奇蹟」がないのが残念!
最後に一言だけ言わせてもらうと、あそこに中居君が出る必要はあったのだろうか?
posted by 白線ながし at 19:57| 埼玉 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年01月30日

〔映画〕ランブリングハート

男おばさんを見て、ちょっと気になったのでシネマート新宿に行って参りました。双子の姉妹千早葵と翠。
自由奔放、天真爛漫な蒼いに対して保守的で自分の気持ちに素直になれない不器用な翠。
大口兼悟演じる有馬克也との結婚が決まっている翠のマンションに葵がアイドルスター伊月航〔ダイヤモンドユカイ〕を追いかけて転がり込んでくる。
翠は克也が浮気しているのを見かけてしまい、このまま結婚にていいのか悩んでいるときに、葵とバイトを入れ替わっている時に知り合った桐山漣演じる南万智と出会う。
この後はどういう展開になるかだいたい想像つくと思います。
翠と葵は臼田あさ美が演じています。
はっきり言って最初は"なんだ、この映画は…"といった感じでした。
最近の映画に多い、ナレーションがうるさいのです。
映画なんだから、ナレーションを入れなくてもすむようにできないのかなぁと思いながら見てました。
ただストーリーの展開が読めないので、どんどん引き込まれていきました。
終わり方もなんか心地よかったし。

今回やけに女性が多いなぁと思っていたら、出演者のトークショーがありました。
明日もあるみたいですが、今日のゲストは、有馬克也役の大口兼悟と映画ではおかまのホテトル嬢リリーを演じていた阿部亮平。
二人とも「クローズゼロ」にも出ていたようで、知っている人は知っているといった感じでした。
でも、いくら知らなかったとはいえ、なんかばつが悪い感じがしました。
posted by 白線ながし at 02:31| 埼玉 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年01月24日

〔映画〕今度は愛妻家

久々に薬師丸さんが注目される映画。薬師丸ファンとしては観ないわけにはいかない。
ただちょっと気になるのが、行定さんが監督ということ。
いままで行定作品にはことごとく裏切られてきたので、今度もなんかいやな予感はしてました。
でも今回はよかった。
途中までは!
豊川悦司演じる売れっ子カメラマンの北見俊介は女に手が早いいわゆる不良中年。
そんな俊介に嫌気がさして妻のさくら〔薬師丸ひろ子〕は出て行ってしまう。
そこから俊介は心を入れ替え、さくらを愛するようになる。
というラブストーリーを期待したました。
ところが、
さくらは1年前の沖縄旅行で死んでいた。
じゃ、いままでの話はなんだったの?
ここで私の頭の中の時系列が???になり、さっぱり分からなくなりました。
役者それぞれの演技はすばらしかったのに、このストーリーの展開にはがっかり。
これが行定映画なのかもしれないけど、私には理解できませんでした。
posted by 白線ながし at 20:16| 埼玉 ☁| Comment(2) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする