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2007年11月21日

黒い雨


言わずとしれた今村監督の名作です。2週間前に新ゆりホール21で開かれたシンポジウムでこの映画の上映があることを知りました。
日本映画の傑作いうと必ず名前が上がる作品ですが、私は見たことがなかったので、主演の田中さんのトークショーもあることだし、見てみようと思った次第。
この作品って1989年の作品だったんですね。
白黒なのでてっきりもっと古いのかと思ってました。
物語は昭和20年8月6日の朝の風景から始まり、あっという間に原爆が落とされ、黒い雨が降ります。
タイトルからしてここまでの様子を中心に描いているのかと思いきや、そうではなく、この後田中さん演じる康子が黒い雨を浴び、放射能が蔓延している広島の街中を歩き回って父親が務める工場へ逃げ回ったため、いつ原爆症が発病してもおかしくない状態。
そのせいであらぬうわさを立てられ、なかなか結婚できない。
一時はあきらめたものの、近所に住む青年を愛するようになったが、そのときすでに康子の体はピカの毒がむしばんでいたという話。
私がこの映画で注目したところは2つあって、1つは原爆直後の広島の様子。
当初古い作品だと思っていたので、その割にはうまくできてるなぁと思いましたが、1990年近くの作品と聞くと、このころの技術ってこんなもんだったのかなぁという感じでした。
もう1つはおそらく今村監督も一番いいたかったことであろう被爆者に対する差別。
『夕凪の国 桜の街』を見て、被爆2世に対する差別にびっくりしましたが、当時はおそらく原子爆弾についてはほとんど何も情報がなかった状態ではないでしょうか。
私は原爆についてはほとんど何もわかりません。
ただ1ついえることは、2度とあのような惨劇を繰り返すようなことは決してしてはならないということ。
日本は世界で唯一の被爆国。
このことを我々は決して忘れてはならないと思います。
posted by 白線ながし at 14:53| 埼玉 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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