鑑賞記録をこちらに移動していこうと思います。 掲示板からは、いずれ削除予定

2012年05月13日

(映画)僕達急行 〜A列車で行こう

森田芳光監督の遺作となってしまったわけですが、鉄分満載の映画です。


まず、登場人物や会社名が列車名や駅名に由来してます。


松山ケンイチが演じる主人公は小町圭(秋田新幹線の列車名)、瑛太が演じるのは児玉健太(東海道、山陽新幹線各駅停車の列車名)、小町が勤める会社がのぞみ地所(東海道、山陽新幹線最速列車名)で社長が北斗みのり(松坂慶子、函館本線特急の名前、ちなみに昔信越本線に”みのり”という特急もあった).


専務が天城勇智(西岡徳馬、昔東京〜伊豆急下田間を走ってた特急名、勇智は”はやとも”と読むらしい。”はやとの風”からとったのか?または名古屋(広島)〜博多間の急行列車名漢字で“早鞆”と書けば大阪〜博多間の不定期急行の列車名でもある)。


秘書日向みどり(村川絵梨、”日向”は日豊本線延岡〜宮崎・宮崎空港間特急、”みどり”は博多〜佐世保間特急)、ちなみに母親は羽越本線の特急名である“いなほ”。


部長は谷川信二(菅原大吉、上越新幹線東京〜越後湯沢間の列車名)。


九州支社長が由布院文悟(三上市朗、久大本線を走る特急名)。


そして小町を好きになるめがね店勤務の女が相馬あずさ(貫地谷しほり、”相馬”は常磐線の駅名、“あずさ”は中央東線新宿〜松本間の特急名)


一方児玉が勤める父親哲男(笹野高史)が経営する鉄工所に勤める外国人労働者がアクティー(ジュン、東海道本線東京〜熱海間の快速列車名)とユーカリ(デビット矢野、おそらく千葉県にある山万ユーカリが丘線からとったと思われる)。


児玉のお見合い相手が大空あやめ(松平千里、”大空”はひらがなで書くと札幌〜釧路間の特急名、”あやめ”は総武本線東京〜銚子間の特急)、ちなみにあやめの母親(伊東ゆかり)はふらのといって、富良野線の始発駅か、札幌〜富良野間を走る季節特急の名前からとったものだろう。


のぞみ地所九州支社の交渉相手が“ソニック”フーズ(博多〜大分間の特急)で、社長が筑後雅也(ピエール瀧、“筑後”はひらがな書きで熊本〜長崎間を今はなき佐賀線経由で結んでいた急行)、ソニックフーズが工場を建てようとしていた土地の地主が早登野庄一(伊武雅刀、おそらく門司港〜鹿児島間の特急“はやと”、もしくは肥薩線特急“はやとの風”から)とこれだけでもわくわくします。

映画はわたらせ渓谷鉄道で、児玉と小町が出会いところから始まる。


小町は彼女と旅行中、児玉はアクティー、ユーカリと旅行中。


小町は彼女とけんかしてしまう。


東京に戻り、二人は京急の車内で偶然出会う。


工事のためマンションを出なくてはいけなくなった小町に児玉は鉄工所の寮を貸してあげることにした。


ところが小町は福岡に転勤(いわゆる左遷)になってしまうのだが、小町は左遷と思っていない。


旅行にやってきた小町と九州内を旅行して回る二人だが、久大本線の豊後森で筑後に出会う。


これがそのあとの交渉に役立ち、小町は無事本社に戻るというのが大まかなストーリー。


これに小町とあずさが絡んできたり、児玉とあやめのお見合いが絡んでみたりするのだが、あまり深くは描かれていない。


会話の中にも鉄道ファンしかわからないようなものがあったり、鉄道の見える風景が好きとか、かなり楽しめるのだが、ストーリー的にはもう少し盛り上がりに欠けるかな?


でもこっちを充実させると、今度は鉄道ファン的に物足りなくなってくるんだろうな!


この映画には20路線80車両が登場する。


京浜急行、東海道山陽新幹線、尾久車両センター、鶴見線、東武鉄道、京王電鉄、小田急、富士急、わたらせ渓谷鉄道、唐津線、久大本線、日豊本線、鹿児島本線、福北ゆたか線、日田彦山線。


車両ベースではもっと登場します。


ま、とにもかくにも鉄道ファンのために作られた映画と言っても過言ではないと思います。

posted by 白線ながし at 03:10| 埼玉 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス: [必須入力]

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック