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2011年06月12日

(映画)岳

ビッグコミックオリジナルに連載されていた石塚真一の漫画を、片山修が映画化したもの。世界の山々を制覇し、帰国後民間のボランティア団体に属し、先輩でもある長野県警北部山岳救助隊隊長野田正人(佐々木蔵之介)を助ける島崎三歩(小栗旬)の物語。
物語は、野田の元に新人救助隊員椎名久美(長澤まさみ)が赴任してくるところから始まります。
映画の後半で明らかになりますが、久美の父親は野田が新人の時の隊長椎名恭治(石黒賢)である。
ちょうど久美が赴任するとき、一人の男(尾上寛之)が滑落し、クレバスに落下する。
連絡を受けた野田チームだが、ヘリで向かうには悪天候のせいもあり、時間がかかりすぎる。
そこで野田は三歩に連絡し、三歩を先に救助に向かわせることにする。
そのとき三歩は……どっかの山の頂上(のようなところ)でコーヒーを飲んでいた。
いくら山のスペシャリストのスペシャリストといえども、悪天候の時山の頂上で、しかも缶入りではなくコーヒーを“入れて”。
このようにこの話は突っ込みどころ満載で始まります。
そんな状況の時に赴任した久美は勘違いしてヘリに乗り込み、それに誰も気付かないという、とてもあり得ない進み方。
この先の不安が募ります。
この後はお約束といった感じで、久美は早く一人前になろうとがんばるのですが、ある日久美はオフを使って自主訓練をするために山に入る。
そこで転落事故を目の当たりにする。
野田に連絡すると、“待機”の命令。
頭蓋骨陥没の重傷を負った要救助者をそのままにできないと自ら背負って助けようとするが、彼は久美の背中泥亀を引き取る。
ヘリでの救助を求めようと昴レスキュー所属のヘリコプターパイロット牧英紀(渡部篤郎)に連絡すると、リリースしろとのこと。
リリースとは、遺体を傷つかないようにがカバーしたあと、下に落とすこと。
それにしても牧英紀役の渡部さん、格好いいです。
黒くて大きいさんブラスを深々とかけているため、最初渡部さんとは気付きませんでしたが、最近の渡部さんらしくない(失礼)役でした。
当然カバーしても遺体は無傷というわけにはいきません。
それを見た遺族は当然のごとく怒り出しますが、三歩は土下座して謝ります。
助けられなかったのは自分なのに、謝ることができなかった自分に久美は腹を立てる。
夏山で救助要請があり出動した久美の前には、軽装で入山し、しかも足をくじいただけ。
こんなことでいちいち救助を呼ばないでと怒る久美に対し、三歩はよく頑張ったと勇気づける。
むしゃくしゃしてるところに今度は自分が遭難し、三歩に助けられる。
ケガをした久美は入院中、“山岳救助とはなんなのか?“を考えさせられる。
そんなときに野田がお見舞いに来て三歩が初めて救助したのは親友(浪岡一樹)の遺体だったことを明かす。
そしてクライマックスは、三歩が以前助けられなかった親父さん横井修治(宇梶剛)の息子ナオタ(小林海人)の参観日の日。
長野県には台風並みに発達した爆弾低気圧が接近中。
胸騒ぎを感じた三歩は参観日に行くのをやめ、山に戻る。
三歩の予想通り、同時も7件の遭難事故が起こる。
その中で久美が救助に向かったのは、結婚を控えた梶陽子(中越典子)が、山好きの父親梶一郎(光石研)へのプレゼントといって山に入ったの二人組。
とてもヘリが近づける状況ではない天候だったが、風雪が弱まる一瞬をついで久美は娘陽子は助け出された。
久美は一郎を助けるべく再び山に降りようとしたが、これ以上無理と判断した牧は久美に戻るように伝える。
ところが久美は以前三歩がいった“山に捨ててはいけないもの、それはゴミと「命」“という言葉を思い出し、命綱を切り、一郎のそばで励まし続ける。
ところが冬山は容赦なく、今度は雪崩が二人を襲い、二人は暮れ明日に落下し意識を失う。
やっと目覚めた久美は、一郎が氷壁に足をはさまれている。
このままでは死んでしまうと考えた久美は、一郎の足を切断することを決心するのだが、山岳救助隊員って医師免許持っているんですか?足を切断というのは医療行為に当たるんですが。
とてもあり得ない展開ですが、無事切断し担いでクレバスを上ろうとするときに再び意識を失ってしまう。
そこに三歩が登場し無事救助して映画は終わるのですが、三歩役は果たして適任だったのでしょうか?
山男というと、色黒でがっしりした体格というイメージがありますが、小栗旬は一言で言うといい男過ぎるんですよね。
若い西田敏幸のような人がいればよかったと思うんですが、そんな人はいないですかね。
長澤まさみについて賛否両論ありますが私ははよかったんじゃないかと思います。
まだ方向性が見えない彼女ですが、これからはアイドル色が強くない作品の方がいいような気がします。
最後になりますがこの作品の見所の一つに、きれいな風景があると思います。
片山監督はできるだけ実際の山でロケすることにこだわったそうで、クレバスの中以外はほとんど実際の山で撮ったそうです。
雪崩も実際に起こして撮ったそうですよ。
posted by 白線ながし at 20:28| 埼玉 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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