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2010年06月28日

〔映画〕RAILWAYS

鐵道好きの私としては見ないわけにはいきませんよね。
錦織良成監督が中井貴一を主演に迎えての作品。
彼が演じるのは、大手家電メーカーの情報企画室室長筒井肇。
彼はリストラを任される代わりに将来を取り締まりの地位を約束されていた。
肇は工場閉鎖を動機で親友である工場長川平吉樹(遠藤憲一)に伝え、川平を本社に呼ぼうとするが、川平は物作りが好きだということから退職の道を選ぶのだが、母親の絹代(奈良岡朋子)が倒れたと聞いて、故郷島根に戻っているときに、事故にあって亡くなったと連絡が入る。
“まだ小さいときに夢をあきらめていない”と語った川平の言葉を思い出した肇は自分の小さいときからの夢である一畑電鉄の運転士になることを思い出す。
そしてこのまま目の前のことに追われ、やりたいこともやらずに人生を終わらせていいのかと考え、会社に辞表を出す。
とここまでがプロローグ。
いささかちょっと長い感じがしなくもないが、この段階での筒井家の家族の関係がこの映画のもう1つのテーマになります。
後半は一畑電鉄での採用面接から始まり、京王電鉄、一畑電鉄での研修を受け、晴れて運転士としてデビューする。
通常首都圏では運転士になるまで10年くらいかかるようなんですが、常に運転士不足に見舞われている一畑電鉄ではこういうこともあるようです。
後半は結構鐵道好きにはたまらないと思います。
研修風景といい、一畑電鉄の車両もすべて出てきます。
特に、車齢80年にしてまだ現役のデハニ50形。
走行シーンから検査の様子まで結構こだわって描かれています。
マニュアルが残っていないので、整備士の目と耳が大事なんだとか。
ちょっと気になったのは、中井さんや中井さんと親子ほど年が離れているけれど同期生となった宮田大吾役の三浦貴大さん(ちなみに三浦友和、百恵夫妻の息子さんです)の運転シーンが出てきますが、これはどう撮ったのか気になります。
映画といえども線路上の電車を動かすには免許がいるはずなんですが、映画を見てる限り、CGとか合成には見えないんですよね。
と、まぁ筒井肇の人生に目がいきがちなんですが、もしかしたら錦織監督が描きたかったのは、筒井家の家族の関係かもしれません。
筒井家は妻由紀子(高島礼子)と娘倖(本仮屋ユイカ)の3人家族。
肇が企業人だった頃は、家族には目も向けず、由紀子は自分の夢であるアロマのお店を開店したばかりですれ違いの日々。
そんな家族をまとめようとしてたのが幸だったような気がします。
現代の女子大生といった感じで、一見父親を毛嫌ってたかのように見えますが、おばあちゃんが倒れたと聞いたときは父親と一緒に帰ったり(しかもサンライズで)、肇が仕事のために帰るといってもおばあちゃんの看病をするといって残ったり。
そんな倖を仲介して次第に夫婦の間の溝は修復されていき、ラストで肇について行くと決めた由紀子。
この話のポイントとなった倖を演じた本仮屋さん(長っ!)はなかなかだったと思います。
決して目立つ存在ではないけれど、なんか安心してみていられる女優さんですよね。









posted by 白線ながし at 02:40| 埼玉 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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