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2010年06月13日

(映画)孤高のメス

本当は別の映画を見に来たはずだったのが、時間が合わず来週見る予定だったこちらを見ることにしました。“医療ものに外れはない”といわれていますが、この作品も例外ではなく、すばらしい映画でした。
舞台はとある地方の市民病院である、さざなみ市民病院。
そこにアメリカ・ピッツバーグで肝移植手術をも手がけたことのある外科医当麻鉄彦(堤真一)が赴任してくる。
赴任そうそうオペ室ナースの中村浪子(夏川結衣)に注意したり、難しいオペをこなしたりと何かと反感を買うが、彼の腕の確かさに次第にその反感は薄れ、逆に信頼されるようになる。
そんなとき市民病院発展のために力を注いだ大川市長(柄本明)が議会演説中に倒れ、助かる道は肝移植しかない。
当時の日本(この作品はまだ臓器移植法が制定される前の、1989年の設定)ではまだ脳死は人の死とは認められていなかったので、当麻は生体部分肝移植ができないか模索するのだが、ドナーとレシピエントの肝臓のサイズが合わず断念。
そんなとき、浪子の隣に住む武井誠が交通事故で運ばれてくるが、脳死と判定されてしまう。
母親の静(余貴美子)は息子の医師を受け継ぎ、臓器を誰かの役に立ててほしいと当麻に懇願する。
当麻は誠の肝臓を大川に移植することにする

この映画は実話を元にして作ってあるらしい。
調べてみると、日本で最初の脳死肝移植は信州大学で行われたらしい。
ただこの映画ではドナーとレシピエントがたまたま同じ病院に入院していた患者だったが、実際はドナーは高知の人で、臓器はチャーター便で空輸されたらしい。確か臓器移植法が制定されてしばらくは脳死判定がされるとテレビでも臨時ニュースが流れたが今ではそんなことを見かけることはまずなくなった。
なので今は結構盛んに行われているのかと思いきや、平成21年に脳死判定による臓器提供は7件らしい。
何とも少ない気がするのは私だけだろうか。
もっとも今年から改正臓器移植法が施行されるので、少しは増えるんでしょうけど。
ちょっと横道にそれたので映画の話に戻すと、この映画の主人公は紛れもなく堤真一さん演じる当麻鉄彦。
でも影の主役はオペ室ナース中村浪子を演じた夏川結衣さんではなかろうか。
ナレーションを担当していたせいもあるが、それ以上にすばらしい演技でした。
私が彼女を初めて知ったのは、15年くらい前に放送されたTBSドラマ「青い鳥」なんですが、それ以来彼女の出演するドラマ、映画には外れがないような気がします。
いつか彼女主演の映画を見てみたい気がします。

posted by 白線ながし at 20:21| 埼玉 🌁| Comment(0) | TrackBack(1) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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