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2009年12月22日

〔映画〕ゼロの焦点

松本清張の長編推理小説を、彼の生誕100周年を記念して、犬童一心監督が映像化。実はこの小説は過去に1度映画化されており、ドラマ化は5回されている。
ちなみに私はどれも見たこともなく、もちろん原作も読んでいない。
この映画は、鵜原禎子役に広末涼子、室田佐知子役に中谷美紀、田沼久子役に木村多江という3人のアカデミー賞女優を迎えて(広末〔2008年「おくりびと」〕、中谷〔2006年「嫌われ松子の一生」〕、木村〔2008年「ぐるりのこと」〕〕の作品ということで、上映前から話題に上っていましたが、〔でも確か、広末さんって最優秀ではなかったよね?)見終わってみるとそれほどでもなかったかなという感じです。
広末さんって、なんかこういうまじめな作品には合わない気がします。
「バブルへGO!! タイムマシンはドラム式」のようなコメディーの方があってる気がします。それに引き替え、中谷さんはすばらしかった。彼女のおかげでこの映画は救われた感じでした。
いま、テレビで「JIN」が放送されてますが、野風とは違った魅力があります。木村さんの出番が少なかったのがちょっと残念。
 察するに、この映画は"広末ありき"だった気がします。この3人をキャスティングできたなら、もうちょっと役を考えてもよかったのではないでしょうか。
もっともこの映画の本当の主役は佐知子で、禎子はある意味ストーリーテーラー的なところがあるから、考えようによればこれでよかったのかもしれません。
話の内容にもちょっと触れておくと、推理小説で一番重要なところが、種明かしの場面だと思うんですが、この映画では、禎子が兄の葬式を終え、再び金沢に戻る夜行列車〔廃止が決まった「北陸」号、しかも急行だった!〕の中でいろいろ推理するんですが、それもなんか中途半端。
しかも、佐知子と久子の回想シーンも間に入ってくるからわかりにくい。
私は、推理もには"なるほど"というのがないと納得しないんですが、この作品にはそれがなかった。
犬童監督はミステリーものが初めてということですが、ミステリーは難しいんでしょうか。
最後にこの作品は昭和30年代の金沢が舞台。私はこの時代生まれていないので、こうだったのかという感じです。
特に映画では、日本最初の女性市長誕生〔本当かどうかは分かりません〕を場面が描かれているので、選挙運動の様子が描かれているのですが、選挙カーがないくらいしか違いはなかった気がします。
ただ、ポスターが文字中心というのはいいなぁと思いました。ただ金沢駅はもうちょっと何とかならなかったんでしょうか。
昭和30年代とはいえ、金沢駅が1面2線というのはあり得ないでしょう。
ちょっと調べてみましたが、分かりませんでした。
蒸気機関車がある駅でとるという制約があるとはいえ、もうちょっそれらしい駅はあったんじゃないかと思います。〔ちなみに、たぶん大井川鐵道の浜金谷駅ではないでしょうか〕
posted by 白線ながし at 19:10| 埼玉 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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