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2009年03月08日

ハルフウェイ

北川悦吏子第1回監督作品。
北川悦吏子といえばドラマ好きな方ならご存じだと思いますが、『素顔のままで』『あすなろ白書』『愛してるといってくれ』『ロングバケーション』『ビューティフルライフ』などの脚本を手がけ、“ラブストーリーの神様“と呼ばれる脚本家で、この映画も当初この作品ではプロデューサーを務める岩井俊二が監督を務めるつもりで書いたのだが、ご自身で監督してみたらという岩井Pのすすめもあって、“北川監督”が登場したそうです。
というのも北川監督はあまりからだが丈夫でないらしいのですが、その辺は岩井Pがうまくフォローしているのでしょう。
ストーリーは卒業を間近に控える高校生の男女のラブストーリー。
注目すべきはすべてが“アドリブ”だというところ。
北川監督は脚本も書いたわけですが、完成した映画には、きいちゃん、岡田君、大沢さんの台詞には北川監督が書いた台詞は一言もなく、すべてが“アドリブ”だそうです。
確かにすごく自然なんですよね。
自分の“言葉”でしゃべっているので、演技しているように見えない。
ただ、おさえるところはおさえてあって、ヒロが自分の友だちのことといって、自分とシュウとのことを書道教師平林〔大沢たかお〕に相談する。
そこで平林は“男は後先のことを考えないで行動するが、女は後先のことを考えてから行動する”という台詞を放つ。
ことの背景は、シュウがヒロに告白してから二人はつきあい出すのだが、ヒロはシュウが早稲田に進学したいことを知る。
シュウはヒロに早稲田志望が先でヒロを好きになったのがあとと説明するのだが、だったらどうして告白したの?と責め立てる。
そこで平林先生はこの台詞を放ったわけですが、北川さん、女性なのに何でこういう台詞を思い立つんだろうと思ったのですが、これは大沢さんの“言葉”だったんですね。
また、最初から最後まで固定カメラを使わず、手持ちカメラで撮影しているので、ドキュメンタリータッチで描かれており、その辺が好き嫌いの分かれるところではないでしょうか。
また主役の二人に加え、岡田君演じる週の親友役タスクを演じた溝端君ときいちゃん演じるヒロの親友役メメを演じる仲里依紗さんの四人は同年代。
普通この年代の子が四人も集まればすぐ仲良くなるのが普通なんですが、すべてがアドリブ故、特にきいちゃんと岡田君は撮影以外では挨拶程度でほとんど話さなかったという。
でもこの二人って確かドラマ『太陽と海の教室』で恋人役を演じていなかったっけ?
と思って調べてみると、確かに演じてたけれど、撮ったのはこっちの方が先だったのね?
溝端君と仲さんは『ハチワンダイバー』で共演しているし、岡田君と溝端君は『生徒諸君!』と『花ざかりの君たちへ〜イケメンパラダイス』で共演しているし、きいちゃんは大沢さんのキスの相手だし〔笑〕、この辺は偶然なんでしょうか。
こういう映画も悪くないなぁと思います。
少なくても私のお知り合いの誰かさんは気に入ることでしょう。
自分だと思った方は見に行ってください〔笑〕。
ところで、この映画のタイトルは北川監督の本ができあがった時点では『物語の途中』というタイトルだったそうです。
それがどうして『ハルフウェイ』になったかは………映画を見ると分かります。
posted by 白線ながし at 23:17| 埼玉 ☁| Comment(2) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
やはり岩井監督風な絵だったと思います。
秋の北海道の風景がいいですね。
空気が透通っている感じで。

音楽の小林武史さんは『幸福な食卓』の時も係わっていましたね。
きいちゃんはなかなか素敵なキャラクターです。
Posted by イルカのおかげ at 2009年03月09日 21:41
北川監督の作品というよりはたしかに岩井監督の作品といった方がいいかもしれないですね。
ロケハンにいってるとき日本らしくないところに拘ってロケ地を探したようですが、学校名と駅が出てこなければ分からなかったかも?
shu-shuの音楽もよかった。
『リリィ・シュシュのすべて』のシュシュとはこの人のことらしいんだけど、こんないい音楽流れてたっけ?
Posted by 白線流し at 2009年03月09日 23:50
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